産地 フランス　ブルゴーニュ BOURGOGNE

生産者 ドメーヌ・ビアー・ペール・エ・フィス DOMAINE BILLARD PERE ET FILS

ワイン名 オクセイ・デュレス　キュヴェ・カーヴ・アイカワ　赤 Auxey-Duresses　Cuvee Cave Aikawa サン・ロマン　クロ・ラ・トリフィエール　キュヴェ・カーヴ・アイカワ　白 Saint-Romain “Clos la Truffiere”Cuvee Cave Aikawa

年号  価格  2009  3,150円 年号  価格  2009  3,360円

ドメーヌ ビアー ペール エ フィスは､サン･ロマンのラ･ロシュポ村にあります｡現当主ジェロームで４代目になるのですが､父であるミッシェル･ビヤー氏から100％のヴィニュロンになったので正式には２代目｡畑の運営は全て有機に基づくリュット･レゾネ(減農薬)で天然酵母を守り､テロワールの特徴を大切にするため除草剤は使わない｡畑の隣人であり､大親友のフレッド･コサール氏(ドメーヌ･シャソルネイの当主)と交流が深く､良き相談役｡ 白ワインの醸造は､ブドウを丸ごと(除梗しない)プレス(プニュマティック)し､樽の中で発酵させる｡一房丸ごとをプレスすることにより､長時間(4時間位)かけてゆっくり丁寧にプレスできる｡それによってワインに､より繊細なフィネスが多く出るようになる｡樽内で10～12ヶ月熟成する間､バトナージュで澱とコンタクトさせる｡全てが綺麗なワインに仕上がっていて､ミネラル感があり､若い頃はシャープなキレがあり､熟成とともに芳醇な味わいが増して行きます｡ 赤ワインの醸造は､ヴァンダンジュされたブドウがドメーヌに運ばれた時点でそのままコンクリート層のタンクに入れ1～3週間の発酵前低温浸漬をし､ルモンタージュ､ピジュアージュをしながら15日位発酵する｡樽内で２次発酵し､そのまま熟成される｡ピノノワールのフルーティさやフィネスを大切にするため新樽は25％を決して越えない｡ビン詰前にコラージュはしないが､その代わりにキーセルギュール(珪藻土)を使い一番軽いフィルターをかける｡出来上がったワインは､タンニンがなめらかで､開くとジャムのような香りが華やかに広がる｡ このワインはご当主が最優良年である2009年のワインの中から選りすぐりのキュヴェを当店オープンの記念としてボトリングしていただいた傑作ワインです。2009年は、現在も美味しく楽しめますが、将来的に熟成を経てから本領を発揮しそうな出来栄えです。

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